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Last Updated: 12/16/2009

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December 17, 2009 - Thursday 

Music Components
/Arnaud Rebotini



渋い!!そしてダンディ!!なアーティストArnaud Rebotiniさんのソロアルバムでございます。

クールでややお茶目でちょい悪オヤジ的な雰囲気をプンプン匂わせてくるめちゃカッコ良いミニマル音楽。

程よくテクノだったりエレクトロだったりが混ざり合ってたまにエグイ音も入ってきたりしておりますよ。

更に不気味というかダークというか怪しいというかそんな要素もほんの~り感じられる内容となっております。

Black Strobeより無駄をそぎ落としてシンプルかつストイックになったなぁーという印象がありました。

モノクロ的&いぶし銀なカッコ良さでじわりじわりとハマっていく感覚がもうたまらなかったですねーー。

意外といつでもどこでも聴けるアルバムだったのでボケェ~フワァ~としている時にお世話になってます。

それはそれとして
『Music Components Rev2』というタイトルでこの作品のRemix盤が出るらしいです。

そして
『Music Components Rev1 & 2』と銘打ってこの盤とRemix盤の2枚組も出るらしいのですが…。

う~ん2枚組の方が値段的にもお得だったのでは??最近はCDの購入タイミングが本当に難しいデス。

 

Dolmen Music
/Meredith Monk

 

今なお現役で孤高の音楽をかましているアーティストMeredith Monkさんの『Dolmen Music』。

“声”をメインに成立させている残酷なまでに美しく儚く繊細で叙情的で普遍的でミニマルな音楽。

作品数が多いアーティストだったりするので全ての作品を把握できている訳ではないんですけども

この盤の1曲目「Gotham Lullaby」がきっかけで知った人だったのでこのアルバムにしました。

他の作品も声という楽器を中心として作られている音楽なんですがかなり素晴らしい良作揃いだと思います。

基本的には美しい歌声なんですが時に狂気的にも感じられてしまうヴォーカルスタイル?はとにかく凄い!!

そしてシンプルな構成でありながらアイディアと唯一無二なセンスをがっつり楽曲の中にぶち込んでいるので

非常に濃厚で重みのある内容になっております。完全にオリジナリティ大炸裂してしまっておりますよ。

かなり古い作品なのに今でもおぉ~スゲェ!!と思えてしまうこのクオリティは一体何なのでしょうか。

そんな好感触な音楽を今現在でも発信し続けているMeredith Monkさんの次回作が楽しみです。

 

Ecstasy & Friends
/Lone

 

不思議なキラキラ感に満ちているアーティストLoneさんの2nd『Ecstasy & Friends』。

気持ちいいトキメキエレクトロサウンドながらややエグい印象もあるちょっと変わった音楽でしたねー。

最初に聴いた時は音飛びしているのか?と思ってしまったくらいエディット技が炸裂しておりますデス。

アタックを強めるために意図的にそんな感じにしてるのかなぁと感じてしまうほど迫力アリアリでした。

そして音色が激メロメロ?or鬼メロメロ?という意味不明な例えでしか表現できないんですが何か凄い。

愛の誘惑というかエロティシズムを感じずにはいられない独特なセクシー?さがほんのりツボでした。

まあただ単に常日頃の欲求不満から来るズレた感覚なのかもしれないんですが…。どうなんでしょー??

発売されてまだ間もないこのアルバム。なのにがっつりYouTubeに全収録曲UPされておりました。

ブログに貼るための音源を探していたら偶然見つけたんですけどこれは果たして大丈夫なのでしょうか?

いや大丈夫な訳がない!!もう著作権なんて関係ないのか。色んな意味で凄い時代になってきました。

 

Luisa Mandou Um Beijo
/Luisa Mandou Um Beijo



ローファイなのか南米のノリなのかいまいち謎なアーティストLuisa Mandou Um Beijoさんの1st。

4年ほど前にYouTubeでBauhausの動画をあれこれ色々探していたら誤ってクリックしてしまった

独特なポップ感と力の抜け具合?な5曲目「Bauhaus Today」がきっかけで知ることとなった作品です。

今年出た2ndは全体的にまとまった感があって洗練された内容になっていましたがこの1stは本当に独特。

オレスカバンドとPavementを合体させて更に南米の空気を溶け込ませた感じの何とも不思議な音楽。

南米アーティスト特有の無意識?なローファイ感とオレスカバンドのはっちゃけ精神とPavement的要素が

混ざり合ってギリギリのラインで成立している絶妙?な微妙さ加減が面白い&個人的にめちゃツボでした。

このバンドはさらっと聴き流すことも出来るんですけど1回ハマってしまったらもう完全に中毒症状まっしぐら。

バンドサウンドにトランペットやフルート等の管楽器という特に何てことはない普通な表現方法なんですけど

まず同じ様な音楽を作れるバンドは出てこないんじゃないでしょうか。それくらい個性的な作品でしたデス。

 

59.59, The Dusk Line
/Sian Alice Group

 

美しくクレイジーな音楽をクールにかましているアーティストSian Alice Groupさんの1st。

もう完全に感覚的に何でもアリなバンド&音楽だったので一聴して即効でハマってしまいましたねー。

ひたすら反復してるクールなサウンドに冷たくも美しい歌声が乗っかってくるどことなく神秘的な音楽。

ただ神秘的な雰囲気でありながらほんのり狂っている曲の世界観がかなりの心地良さを演出しております。

夜中にずっ~と聴いていると意識を持っていかれてしまいますねー。不思議な魅力のある作品ですよ。

ロック的でもありサイケ的でもありアンビエント的でもありクラシック的でもありフォーク的でもあり…。

自分が貧乏性なのかこういう色々な聴き方が出来る音楽というのは非常にお得なので嬉しい&好きです。

でも様々なジャンルを取り入れているから何でもアリ音楽なのかというとちょっと違うような気がします。

表面的な音に反映されてるモノではなくどんな音楽でも柔軟に良いと思える感覚で作られているモノこそが

本当の何でもアリな音楽なのだと思っております。そんなことを何気に感じさせてくれた作品でした。


December 8, 2009 - Tuesday 

The Breastroke II
/Coaltar Of The Deepers



心のバンドCoaltar Of The Deepersがベスト盤Ⅱを出すらしいので今回に限り先取りしてみましたよ。

一応Deepers作品は全コンプリート済みなので個人的にはベスト盤といわれてもぉ…と思っていたら

新曲「SPEXTRA」が入ってレア音源の「h/s/k/s」「Crawl to me」も入ってしまうというお得っぷり。

更に初回盤にはLIVE DVDが付いてくるというオールドファンにも嬉しい内容だった為に即購入決定でした。

アルバムの曲目を見てみるとかなり初期衝動炸裂な曲が多くこの盤で初めてDeepersを聴く人にとっては

いかにこのバンドが神懸っているかということを体感してしまう内容なのではないでしょうか。ふふふふふ。

絶望少女で知名度が格段に上がった所にこの『The Breastroke II』。一体どうなってしまうのかぁぁ。

自分の中ではもうお釈迦様みたいなバンドでしてBUZZ MUSICの初期(確かvol.2)にも書いたんですけど

常にトキメキを与えてくれて常に依存させられてしまうワン&オンリーなバンドであり音楽なのでございます。

かれこれ10年以上ファンですが今現在でもやっぱり惹かれてしまうDeepersの偉大さは凄まじい!!!

 

Common Reaction
/Uh Huh Her

 

アメリカのアーティストながらUK(4AD的)な匂いがちらほらしてしまうUh Huh Herさんの1st。

インディーポップとエレクトロ要素が合体した感じのポップ音楽で妖しい心地良さがえらくツボでした。

ロック調な曲としっとり?ねっとり?なダーク曲と気持ちいいポップ曲がバランス良く入っていまして

アルバム通して聴いたらがっつりハマってしまいましたねー。もちろん単曲でも素晴らしい内容です。

ほんのりサイケな哀愁メロディも聴くべき時に聴くとめちゃたまらないです。う~んイイ感じですよ。

色気?のあるポップ音楽なので程よくムードのある雰囲気にしたい時には好感触な作品ですねきっと。

故に自分の中では完全に“夜”な音楽という勝手なイメージが何かと一人歩きしてしまっております。

ドライブの時なんかには良さ気な感じもしてお薦めですけどねー。まあ個人的な感覚ですけど…。

あとUh Huh Herというアーティスト名はもしかしてというかたぶんアレでは?と思って調べてみたら

やっぱりPJ Harveyさんのアルバム名から取っていた名前でした。熱狂的ファンなのでしょうか。

 

Xyz Frequency
/Angie Reed

 

カワイイ曲だなぁ…と思いきや実はかなり変わっているAngie Reedさんの2ndアルバム。

エレクトロを基盤に無茶しまくりで何かが確実にオカシい不思議なポップ音楽となっておりまする。

色々な要素をごちゃ混ぜにしたオカシさと独特なセンスから来るオカシさが融合して狂喜乱舞?です。

なのにサラサラッとお茶漬け感覚でイケてしまうから素晴らしいぃぃ。でもどこか狂っているんです。

ただ1歩引いた感じのほんのりクールな狂い方だったりするのでそこがちょっと好きなんですけどねー。

そんなAngie Reedさんは一体何処のアーティストなんだろう?と思っていたらドイツはベルリンでした。

う~ん…やっぱりジャーマンアーティストというのは異質というか個性的というか独特なモノがあります。

1stもこの2nd同様にポップで可愛らしく狂った感じの内容だったりするんですが両方良いですよ。

Stereo TotalよりソロとしてのAngie Reedさんの方がよりアクが強くて雑食で好きなんですけど

ローファイ具合がStereo Totalはなかなか魅力的なのでその時の気分で聴き分けておりますデス。

 

Frame
/Shuttle358

 

気付けばこれまた12KレーベルからリリースされていたShuttle358さんの『Frame』。

これは心地良いですよ。時間の流れを忘れさせてくれる壮大かつ繊細で何処となく歪な電子音が絶品。

音の強弱だったり音色だったり世界観だったりノイズの細かさだったりがもうたまらなく気持ち良いぃぃ。

ふかふかのお布団に入って寝ながら聴いたらぐぅぅぅぅぅぅぅ~~~っっっっっすり眠れそうな音楽ですね。

Shuttle358さんの作品はこのアルバムに限らずどれもこれも素晴らしいです。かなり良いですよ。

癒されるというより完全にセラピーですねー。病んでる(のだろうか?)精神を治療してくれております。

それなのに何故か入手困難気味な作品だったりもします。需要があまり無い音楽だったりするのでしょうか。

でもエレクトロニカというジャンルの括りで世に出回っているモノはたくさんあるのに…。謎ですねーー。

良い作品が日の目を見ないということが異常に多い様な気がします。そういうのは避けたいですよほんと。

ただそうはいっても避けられないこのご時世。少なくとも良いモノには反応できる感性でありたいですね。

 

Cruel & Unusual
/Black Sun Empire

 

またまたカッコ良いドラムンベースなアーティストBlack Sun Empireさんの2ndです。

まあドラムンベースというよりテクノっぽい感じもするんですがカッコ良ければ何でもいいんです。

2枚組で1枚目はオリジナル2枚目はMIX音源とかなりのボリュームで嬉しい内容となっております。

とにかくめちゃカッコ良い!!個人的にはテクノな感じで聴いてしまいましたがそれでも問題ないと思うデス。

あまりにガンガン来るのでインダストリアル的な感覚も多少あったりと何とも好感触な音楽でございました。

Black Sun Empireさんのセンスはかなりキテおります。凄いモノを感じてしまいましたですよ。

アレンジが良いし声の入れ方も抜群です。色々なタイプの音楽を聴いてみたいアーティストさんです。

ドラムンベースといっても作り手が変わるだけでこうも違った印象を持ってしまう音楽になるんですねー。

聴き込むうちにだんだんトランスミュージックみたいにも思えてきて面白いというよりちょっと恐かったです。

斬新な音というのはセンスによって開拓されていくモノなんだなぁと切に感じてしまった作品でした。

November 27, 2009 - Friday 

はなよりほかに
/熊木杏里



熊木杏里さんの6thアルバムがやっと発売されました。そしてじっくり聴いてみました。

熊木さんの曲は非常に繊細なので聴くタイミング次第で良くも悪くも聴こえてしまうんですが

今回は初回聴きの時点で見事?にタイミングを外してしまい危うく聴き流してしまう所でした。

というのも今作はかなり乙女な要素が炸裂してるアルバム故に慣れるまで時間が掛かりましたが

購入してから2週間ほど経った今現在なんとか克服することに成功そしてがっつりハマっております。

全曲しっとりとしていてシンプルでアコースティックな音楽という内容になっておりまするよ。

乙女要素に慣れてしまえば今までの作品と同じ感覚で聴く事が出来たのでそれはたまらんでした。

シンプルなアレンジになったことでより歌が際立っているんですがやっぱり歌声がすこぶる良いですよ。

天性の癒し声というかアンビエントボイスというか心地良い歌声にメロメロになってしまいますねー。

8曲目「天使」と10曲目「一千一秒」と11曲目「バイバイ」が特に心に響いてしまいました。

でも「君の名前」も良いし「センチメンタル」も捨て難いし「Snow」も胸キュンだしぃぃ…。

改めて殺傷能力が尋常ではないアーティストなんだなぁと思ってしまった癒されまくりな作品でした。

 

Extended Vacation +2
/On Fillmore

何気に楽しみにしていたOn Fillmoreさん待望の新作アルバムでございまする。

前作『Sleeps With Fishes』の様な独特なプログレ的?怪しい雰囲気が今回も楽しめてしまいます。

そしてこのアルバムは前作以上に怪しい雰囲気が深みを増していましてすこぶる好感触でした。

世界にたった一人だけ取り残された様な孤独感に襲われてしまう怪しくて暗くて異質な音楽。

でも決してそれが不快ではなくむしろもっとぉ聴きたいぃ~という不思議な中毒性があるんです。

怪しくて暗いのにキラキラ感があったり哀愁があったりと違和感を感じつつ何故か惹かれてしまいます。

ジャケのイメージがモロに音とリンクしている所なんかも何となく面白いなぁと思ってしまいました。

国内盤はボーナストラック2曲追加されているものの全9曲という腹八分目的な曲数なんですけど

個人的にはNine Inch Nailさんの『Ghosts I-IV』ばりのボリュームで出して欲しかったなぁという

思いもありますが発売されてしまったモノに今更文句言ってもしょうがないということで…。

 

Four On The Floor
/Juliette & The Licks

 

バリバリのロックを豪快にかましているJuliette & The Licksさんの2ndアルバム。

数年前にたぶん(記憶が曖昧)テレビでPVを見たことがきっかけで知ったバンドだったと思います。

最初見た時に格好は…なんですけど曲がロックンロールなPJ Harveyさんみたいな感じで

やたらとカッコ良くてトキメキでしたねー。そして今聴いてもやっぱりカッコ良かったですよぉ。

激しさで高揚させるロックというよりセンスの良さで血沸き肉踊らせるロックといった印象ですね。

割とスタンダードなロックながらもコンスタントにカッコ良さポイントを入れてくる所がまあ凄い。

なので終始ハジけた感覚で聴けてしまいます。そんな音楽をさらっとかましてくる辺りが憎いですねー。

それでいてメロディがポップなんです。もう好みの要素がたくさんあって嬉しい限りでござりまするよ。

こんな感じのロック音楽をやっているバンドは世の中にたくさんいますがカッコ良いぃ~!!と思えて

がっつりハマれるのはなかなかいなかったのでJuliette & The Licksさんとの出会いはワンダフルでした。

 

Curtain Call
/Midaircondo

 

ドリーミーながら危険な香りがするアーティストMidaircondoさんの2ndアルバム。

幻想的な世界と狂気な世界とポップな世界がごちゃ混ぜになっている感じの不思議音楽。

そして歌モノの様で歌モノではない…。実はこれかなり危ない作品なのかもしれません。

確かにメロディはあるにはあるんですけど歌はもう完全に楽器の一部と化しておりますよ。

限りなく環境音楽に近いアプローチで作られている音楽だったりするのかもしれないですねー。


最初聴いた時はエクスペリメンタルなポップ音楽というイメージでずっと聴いていたのですが

聴けば聴くほど???な感じになってきて最終的にはアンビエントにしか聴こえなくなりました。

こうなってくると妄想大炸裂で現実逃避の連続となってしまうのでまあ大変でございますよ。

もしかしたら本当にアンビエント病になってしまったのかもしれません。大丈夫なのでしょうか?

ただアンビエントにハマることで好みの音楽がより明確になったという好感触ポイントもあるんですが…。

 

again
/Synapscape

 

爽やか?インダストリアルテクノなアーティストsynapscapeさんの7thアルバム。

テクノ寄りなKMFDMみたいな感じの曲やミニマルテクノもありつつ実は聴きやすい音楽。

デスシャウト?な声さえ克服してしまえばすんなりイケてしまえるアルバムだと思いますねー。

こういう音楽にしては何気に優しい音でかましてくれているので興味さえ持てばオールOK。

この作品は過去作に比べてインダストリアルとテクノのバランスがめちゃ絶妙だったりするので

どっちつかずのI Want Youな内容だということはまずこれ間違いないでございますね。

ただテクノ好きの人にはインダストリアル云々関係なく楽しむことができるのではないでしょうか。

たぶん自分の中でだけなんですけどsynapscapeさんのインダストリアルは爽やかなんです。

他のこれ系アーティストはグロテスクなイメージなんですが何故かsynapscapeさんだけは爽やか!!

音色的な問題なのかただ単に頭がおかしくなってきているのか…。本気で大丈夫なのでしょうか?