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ピクシーズのライヴDVD『ライヴ・アット・ザ・パラダイス』を観た。正確な日時は記載されていないが、どうやら2005年らしい。場所は、バンド結成の地であるボストンで、恐らくは1000人も入らないであろうライヴハウスが舞台だ。
フランク・ブラックやキム・ディールがリラックスした様子でMCをこなす、アットホームな雰囲気の中で、ドラムのデイヴがリードヴォーカルの『La
La Love
You』でスタート。続いてニール・ヤングのカヴァーである『Winterlong』と、意外な展開でライヴは進む。セットリストはキャリア横断的であり
(彼らの再結成ライヴは基本そうだが)、本編は『Gigantic』で終了。アンコールも、『Hey』『Caribou』の2曲披露した。
ピクシーズというと、音は爆音、ヴォーカルはシャウト、というイメージがあったのだが、ここでは演奏も歌も割と抑え目で、じっくり観て聴かせる佇まいに
なっている。パッケージの解説には「彼らはもうボストンに住んではいないが」と書かれていたが、バンドにとってボストンは今でも特別な地であり、だからこ
のようなライヴになっているのだろう。会場に入れたラッキーなオーディエンスも、暴れるというよりは音を楽しむモードだ。
特典映像には、86年に行われたというバンドの初ライヴが収録されている。ハンドメイドで撮られた映像で画質は劣悪で手ブレもひどく、また完奏収録は1曲
もない。ではあるが、『Nimrod's Son』『Ed Is
Dead』などが演奏されていて、また演奏の精度も申し分ない。ピクシーズの音と演奏は、既にここである程度完成されていることが伺える。さすがにメン
バーのビジュアルは現在とは大違いで、フランク・ブラックはまだスキンヘッドにする前で体型もほっそりしていた。
14:44
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