
親愛なる友達、兄弟、姉妹のみんな、自然が日本の沿岸で踊っている時、どんなに美しくも危険になるかを思い出させた大自然のざわめきを受けて、みんなやみんなの愛する人たちが無事であることを願ってる… 。僕の心や祈りはみんなと一緒にいるよ…。日本で自然が猛威を振るったと聞く度に、僕の心臓の鼓動は数秒止まってしまうんだ… 君のことを考えると…。情けのない風のマントを羽織い、身震しそうな悲しみの靴を履いた巨大なもののことを祈っているよ…。自然はその情け深い手の前に人をひざまづかせる美しい平和的な統治者になれる。そしてまた、罵倒と自分勝手な考えという悪い精神によって引き裂かれた魂の怒りの聖者とともに放浪する執念深いフライトアテンダントようにもなれる。僕らは宝物や壮大な美しいものが突然消えてしまったりする、とても不安定な時代に生きているんだよ…。人生はこんな壮大な宝物の一つになりつつある…。そして希望のない心は色も香りもない桜の季節なんだ…。僕には分ってるよ、大切な友達、兄弟、姉妹のみんな、咲き誇る花冠が頭にないままの季節をやり過ごすのはどんな気分なのか…。人生の中で自然がそうであるかのように長い冬を迎えるかもしれない…夢や不思議なもがベールを脱いだところに眠る暗闇から飛び立つことを忘れてしまって…。
長い間僕は人生なんてただの必然でできた創造物だと思っていた…。長い間人生は僕らに選ばれたものじゃないと思っていた…。長い間夢はありえない現実の幻想だと思っていた…。終わらない冬の冷たさで心が満たされているときには人生はとても辛いものだよ…。朝の光に忘れられた季節は、自暴自棄になって色も分らなくなってしまってできた影を照らす月の明かりもない夜の酷い渇きに打ち勝つことなんてできない…。春の情けが君の凍てついた精神を恵みや思いやりで清めてくれることを期待していなければ、冬はとてつもなく長いんだ…。君の存在の全てのかけらを信じることで、灰色の死のブリザードの中を歩くことを熱望することが運命であるべきだと感じて、めまいがするような感覚になったことはあるかい…。 君にも経験があるのを知ってるよ、僕の友達、兄弟、姉妹のみんな…。 君のように…僕もまた別の3月の花開く香りの目撃者なれるなんて信じていなかった…。その感覚は渇いた心に更なる乾きしか与えない…それは空虚…庭園は不透明なクリスタルの檻の中に閉じ込められてしまった…。未亡人の目に永遠に浮かび続ける涙のように、涙の霧雨で失った愛の埋め合わせをすることから彼女の心を遠ざけるんだ…。時々人生はこのおかしな凍りついた時間の中に秘密を隠しているんだ…。運命が荒れ狂う海の悲しみを覆うはかない氷の層に長く留められるとき…全ての動作、全ての呼吸、全ての吐息、全ての働き、全ての囁き…全てのこと…冷酷な終結が永遠の愛を死へと導くことを阻止できるものはほとんど何もないんだ…。そして、終わったと思ったら…足下の喜びも、希望に満ちた心も冬が覆い隠してしまったと思ったら…本格的な冬になるその瞬間に…遠い空から舞い落ちる羽と鮮やかな色のほとんど聞こえないほどの音に気がつくんだ…。まるで希望に溢れた夜明けに太陽が昇るように、死の風景から花開く春へと千羽もの鶴が地平線を超えていく…。美しい人生のメリーゴーラウンドは終わっていなかったんだ…。 単純に、とてもゆっくりとまわっていただけで、諦めてしまって信じない人の目には夢と死が混ざって見えていたんだ…。
僕にとって、冬は心の様子なんだ…。一種の仲間なんだよ…。貧しさが増していく…。小さなアパートからまた別の小さなアパートに移る…明らかに僕のスタイルや服装が違うせいでいじめられ…ファッションや仮面の世界から追放され…苦痛の中で育った…。激情の中で内面的な暴力の標的にされて自分を破壊すると願いを使い果たしていた…。多くの日本の若者や、渇ききった冬の心の目を通して見る自暴自棄になった自分が反映するものを見て希望を失っている、もう若くもない人たちと、僕はそう変わりなかった…。僕は自分を見失っていた…。読むことのできない詩、でも感じることはできる…。言葉の美しさを知るまではそうだった…。言葉の魂を解放…言葉の真髄…言葉のひかり輝く光を知るまでは…。そして僕は聞いたんだ、僕の凍てついた心の中の陸地全体で羽ばたく度に春の到来を知らせる、かん高く、目を覚まさせられるような鶴たちの叫び声を…。言葉が空を色付けるために太陽を持ち上げた…。言葉は光りのシャワーを通して土を肥やす温かい雨の中で輝いていた…。言葉は鶴たちで…インクは叫びだった…。でも信念は僕の冷たいダイヤモンドの心を溶かす温かさだったんだ…。わかるかい、僕の大切な友達、兄弟、姉妹のみんな。昔の僕のような若者がコカインハウスの裏道で注射器を手に持ったまま死んでしまって終わりを迎えたり、価値のない不毛の地の統制をとるために起こったギャング間の争いでライバルのギャングの銃弾に倒れたりする人生…僕はその両方を見てきたんだ…。その人たちの顔に刻まれた悲しみのイメージが今だに夢に出てくるよ…。言葉は様々な方法で僕を救ってくれた…。言葉は僕に、僕のような若者にとてもありふれた終わりを、また違ったエンディングへと書き換えさせてくれた…。冬はとても頑固につきまとう…。でも言葉の力は僕に対してそれから一度もしくじったりはしなかった…。その日から…最も激しく荒れ狂う人生の冬がきても…心の陸地に死が漂っているときでも…言葉は仲間や友達以上のものを思いださせてくれるよ…。言葉は暗闇の中を歩く僕の一歩一歩を照らし導いてくれる光…。
多分君は前回の僕のビデオブログを見てくれたよね…。夜中に僕がよく行っていた古い中華レストランについて話しているビデオだよ。十代の暗い心を跳ね返す、はつらつとした人生に自由を見出すために窓から部屋を抜け出して…。僕がビデオの中で行っていたように…その後あの場所に行ったのはあれが初めてだった…。同じ壁、同じ飾り付け、同じにおい、同じ席、同じオーナーで思い出もまだ同じだった…。でも僕の過去への旅でただ一つ前と違ったことがあった…ただ一つ、思い出を飾るものに変わっていた…違ったのは僕の心だった…。十代から大人へと…冬に包まれた心から人生の言葉で満たされた魂へと…。過去の自分の人生がどんなものだったのか見ることができた…。全く同じ席に座って…同じ安い油とグリースが混ざった不潔なにおいがそのまま残っていて…。初めてそこに座って、自暴自棄の中で、人生でどうなっているべきだったかと、今生きている自分の存在の間に線を描いて…その自暴自棄の中で、祖父のお葬式でもらった小さなノートにいくつかの言葉を書いたのを覚えている…何年かの間で初めて開くノートに…シンプルな言葉を:”泳ぐのが恐くなければ、希望のない人生の岸辺を離れて、大きくて未知なる海へと漕ぎ出す勇気が持てただろうか”… 。悲しみと混乱に塗り尽くされた、こんな言葉が僕の歩みを導いてくれている…。あのレストランで書いて以来…全てのことが胸が悪くなるような場所で…全てのことが無数の実現されていないものの影で満たされている場所で…そして壊れた夢がそこらじゅうに漂う場所で…言葉の光が挫折や自滅的なティーンエイジャーを幻のような夢や信頼を表現するように変えたんだ…。ずっと昔のその夜、永遠に終わることのない辛さの中心で…僕はそうなった…。
今夜僕が君に書いているこのページの文書に、人生を息吹かせるための正しい言葉を見つけるのは用意ではなかったよ…言葉は魔法じゃない…。それらがもし、信じる心の中で生まれて、謙虚な魂のインクで書かれたものならば…鶴たちが君の冬の地平線の風の中で彼らの色を輝かせるときに、どんなに空が素晴しいかを忘れないように、その言葉は君の心に眠る鶴に囁くことができるんだ…。僕の言葉は名誉のあるものではないけれど…書いている僕の手には疑いや恐れがシミになっているけれど…でも僕の君への愛が与える影響は本物だよ…。日本の自殺率の高さは花咲く春を育てる言葉を見つけられなかった世界を映し出す鏡…。花の道に漂う香りは冷たい風の流れにかき消されてしまったかもしれない…。でもお願いだよ、僕の大切な友達、兄弟、姉妹のみんな…。僕の傷だらけの言葉をいつも覚えておいてね…。そしてもしも、君が生きている中で最も厳しい寒さの冬の中を歩いているとしても…忘れないでほしいんだ…もしも人生がほんの短い間その美しさを見せて大自然に還る雪の結晶のようでも…全ての結晶が海の一部なんだ…。いつでも君の兄弟だよ − Alex
”泳ぐのが恐くなければ、希望のない人生の岸辺を離れて、大きくて未知なる海へと漕ぎ出す勇気が持てただろうか”…。
初めてドアを押し開けた時のことを覚えてる。
僕は自分の影から逃げて、自分より醜い場所を探していたんだ。
笑顔の一つ一つがオリエンタルの証であるこのボロボロの場所で、
僕だけが自分の魂に他人のふりをしていた…。
切り抜けてきたすべての冬のエッセンスが今の僕を形作ったんだ…。
誰にも必要とされない若者から、目を覚ました大人の男へと…。
僕が座っていた席は変わっていなかったけれど、
僕が今日書いている言葉は昔書いていたように苦い味のものではないよ。
この古いビルの中で初めてギターのレッスンを受けたんだ。
僕が身をかくまって言葉に身を投じたレストランの看板に隠された場所…。