Cornelius Cardew"The Great Learning" & "Treatise"July 5th (Sun) 2009
http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/event/090705Cardew/
"Cardew's most important scores from his avant-garde period are Treatise (1963-67), a 193-page graphic score which allows for considerable freedom of interpretation, and The Great Learning, a work in seven parts or "Paragraphs," based on translations of Confucius by Ezra Pound. The Great Learning instigated the formation of the Scratch Orchestra." [http://en.wikipedia.org/wiki/Cornelius_Cardew]
from "The Great Learning", Paragraph 4 & 7
Publically gathered performers (voice & percussions)
ARIMA Sumihisa, KAWAI Takuji, KUBOTA Midori (key)
"Treatise"
ADACHI Tomomi (voice, electronics), IKEDA Takumi (computer), SUZUKI Yoshihisa (percussion), TANAKA Yumiko (shamisen, voice)
Produced by ADACHI Tomomi
open 18:00 start 17:30
Asahi Art Square (Asakusa, Tokyo)
http://arts-npo.org/aas/
adv 2500yen / door 2800yen
Contact, reservation: nayac at mc.point.ne.jp
音楽の複数次元2009コーネリアス・カーデュー ~大学と論文"The Great Learning"(大学)から、パラグラフ4、パラグラフ7
有馬純寿、河合拓始、久保田翠
(キーボード、声)足立智美、あっこ、荒井真一、池田拓実、今井和雄、太田収紀、小笠原真美、がっきぃ、加藤チャーリー千晴、カン・ユージン、木下毅人、佐藤菜穂子、しばてつ、島田圭子、鈴木光介、鈴木悦久、砂川佳代子、角谷七瀬、関恵美子、関根麻郎、竹田賢一、千原ソウヤ、中村ゆい、中村亮一、中保佐和子、南波冴、日高和子、深澤倫子、藤村匠、MAYA、水林充、三宅ヤスコ、Mujika Easel、山本泰輔、横手亜梨沙、米本篤、渡辺タケシ(声、打楽器)
"Treatise"(論文)
足立智美(声、エレクトロニクス、自作楽器)、池田拓実(コンピュータ)、
鈴木悦久(打楽器)、田中悠美子(三味線、声)
2009年7月5日(日)
18:00開演(17:30開場)
アサヒ・アートスクエア http://arts-npo.org/aas/
東京都墨田区吾妻橋1-23-1(スーパードライホール4F)
予約2500円、当日2800円 全席自由
お問合せ、予約: nayac at mc.point.ne.jp
コーネリアス・カーデュー(1936-1981)はイギリスの前衛音楽の旗手として出発しながら、ジョン・ケージの影響から、実験的な作風に変わり、即興演奏グループAMMに参加し、さまざまな音楽家、非音楽家が自由に出入りする実験アンサンブル「スクラッチ・オーケストラ」を1969年に設立、その後マルクス主義、毛沢東主義の立場から前衛音楽、実験音楽を批判、人民のための音楽を書くことを目指しました。イギリスにおける実験音楽の主導者としてその活動は、マイケル・ナイマンやブライアン・イーノをはじめ、後代に大きな影響を与えました。極端ともいえる振れ幅と、成否も含め、その軌跡からは音楽と社会をめぐる最も先鋭的な思考をうかがうことができます。
このコンサートでは、カーデューの実験音楽期の極限を示しているといえる、2つの巨大な作品、《論文》と《大学》をとりあげます。
ウィトゲンシュタインの哲学から影響を受けた《論文》(1963-67)は一切の言葉の指示を含まない193ページの図形楽譜による作品です。記号とは何か、楽譜とは何か、演奏とは何か、という音楽における極めて本質的な問題を演奏者に突きつけるだけではなく、コミュニケーションの可能性をめぐる社会的な問いかけもそこには含まれています。
儒教の書『大学』の最初の7つのパラグラフをベースにした《大学》(1968-1970)は、必ずしも音楽家ではない人たちによる大規模なオーケストラのために書かれています。原文の漢字をさまざまな音楽的、視覚的要素に変換したり、エズラ・パウンドの訳による英文を叫び、唱える合唱を用いた破格の作品です。興味さえあれば誰でも参加できるワークショップ形式による芸術制作の先駆といえるだけでなく、誰でも持っている声という楽器に着目し、そこから異様な音楽を作り上げています。
とにかく滅多なことでは演奏できないこれらの音楽に一度正面から取り組み、何をそこから得ることができるのか、皆様の立ち会いをお待ちしています。(足立智美)

