顔を描いていない僕の絵をみて、「自己主張が足りない」
あるいは「人間を描いていない」などのご批判(というか激励?)
を頂く事があるけれども、僕は決してそう思わない。
逆に思う。悲しみや,苦しみ,痛み,恐怖,
そんな強烈な個人のネガティブなイメージで
他の人の心を支配するなんて
なんて卑しく単純でつまらない事なんだろうと思います。
「暗い絵が真面目で深い絵」だなんて、僕はそう思わない。
僕は自分の主張を100%相手に受け渡す事なんて魅力的だとは思わない。
絵を通じて、他の人がどう感じて何を創りだすかに興味があります。
見てる人の経験や人生から、その人だけに見える顔があるはずです。
それで僕の絵は完成されます。
だから「顔」は描かない。それ以上にもっと「色」や
手足の表現などで見てくれている人にそっと何か自分を表したい。
そんな作家になりたいのです。