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Kain/vocalist/YUKIYA 男道 -the road of man-

YUKIYA FUJITA(Kαin)



Last Updated: 12/16/2009

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Thursday, November 05, 2009 

Current mood:  thankful
11月3日はありがとうございました。 
とても楽しい夜でした。 

LOGiQはベストな状態じゃなかったけど頑張っていたし、 
the bulletは見事な復活劇を見せてくれました。 

で、最近俺のことを知った方(なのかな?)から質問が多かったんで答え 
ますが、当日、the JEANのライブで、2回演奏したアノ曲は「綺麗な嘘」 
といいまして、 
俺が前にやっていた「JILS(ジルス)」というバンドのラストシングル「endroll.」のカップリングとして収録されている曲です。 



今になって思うと、少し悩み過ぎていたのかな?とも思うのですが、 
当時俺はジルスというバンドの広がり過ぎたイメージと、 
ソングライターとしての自分の在り方とのバランスですごくナーバス 
になっていました。 
後期、とくに4人編成になって以降のジルスはヴィジュアル系バンドと 
いうよりは「メイクしてるメンバーもいる自由なロックバンド」くらいの 
感覚になりつつあって、 
(俺、赤坂BLITZのワンマンでデニムのパンツはいてたよね。笑) 

持ち曲の幅もどんどん広がって行き、それは作曲者としては色々なタイプ 
の曲が書けるということではあるのですが、そうやってあまりにも色々な 
タイプの曲が増えていくに従って、ワンマンで演奏する曲を決めるのに本 
当に悩むようになったり、たとえば単純に明るい曲とダークな曲に分ける 
としても、ダークな曲だけで統一したワンマンでは、どんなに良い演奏を 
してもお客さんが満足してくれてない気がしてきて(もちろんその逆も。) 

このままではワンマンは常に2デイズにするとか、2部制にして合計4時間 
くらいやるとかしかないな、って感じのことを思い詰めていました。 


服装や各メンバーのサウンドも、それぞれが自由にやってる感じで、それ 
が個性のような気もするし、でも自分がもともと好きだったのはもっとコ 
ンセプチュアルなものだったような気もして、悩み始めていました。 


2004年に一度、メンバーのソロ指向がとても強くなった時期があって、 
メンバーのソロ活動を優先してバンドを活動休止することになった時も、 
そういう自信を失いかけていた時期だったから活動休止に同意したのかも 
知れません。 
また何故かそういう自分に悩みがある時に限って、その時期はお客さんの 
動員も目に見えて増えてきたりするものですから、余計悩んだりするんで 
すよね。 

2004年の9月に活動休止した時には、ぶっちゃけレーベル運営を維持する 
ためにも、ファンクラブライブ的なものや、恒例行事だったクリスマスイ 
ベントのようなコアなファンサービス的なものは継続させましょうと、メ 
ンバーも大人でしたし仲が悪いわけではなかったので話し合ったのですが、 
大きなワンマンライブ予定や、作品を作る予定はまったくなく、俺は 
「これで最後かもなあ。このまま解散する予感がするなあ。。。」 
と思っていました。 

結局、その後メンバーと話し合い、メンバーからの希望を受けて、ジルス 
は2006年5月に本格活動を再開させるんですが、それからわずか1年で結局 
「解体」という結果になります。 

その1年間のことはまたいつか詳しく話す時も来るかと思いますが、俺にと 
ってはジルスをやっていた長い間の中で、一番悩んだ期間でした。 
簡単にいうと「自分」と「ジルス」との間で悩んだというか。。。 


最後の1年間にリリースした3枚のシングル、再録した1曲以外はすべて俺が 
作曲してるんですが、 
自分という人間の個性、 
ジルスというバンドのパブリックイメージ、 
ファンの人の思い描いているジルス、 
そういうもののことを深く深く考えながら、 
ものすごく実験的に作曲をしていました。 

すごく大雑把に言うので、それがすべてだと思わないで欲しいんですが、 
詳しく書くと3日くらいかかりそうなので、本当にすご〜く大雑把な意味で 
言いますが、 
活動再開第一弾の「Innocent Cry」はJILSのYUKIYAとして作曲し、 
活動再開第二弾の「LOVER'S NAME」は藤田幸也として作曲しました。 

その後、喉の手術のことなんかもあって俺の悩みはさらに深いものとなり、 
結局2007年の1月にはジルスを辞めることを決意するんですが、ラストシン 
グルを作ろうと心の中で決めた時、最後はファンのみんなが俺にどんな曲を 
書いて欲しいのか聞こうと思いました。 

2月14日にひとりひとりと握手しながら話を聞いたとき、ファンのみんな 
さえが無意識のうちに、JILSのYUKIYAというよりは「藤田幸也」に対して 
話しているような気がしてきました。 

ファンのみなさんの意見は圧倒的に「バラードを書いて欲しい」というのが 
多かったのです。 


だから俺は、ラストシングルなのに、 
「メンバーの個性を生かす曲を」とか、 
「メンバーの得意そうなアレンジ」とかをあえて封印して、 
ひとりのソングライター「藤田幸也」として、ひたすら純粋にその時の 
心情が反映されるようにとだけ願って、「endroll.」という曲を書き下ろし 
ました。 
みんながせつないバラードを書いて欲しいと言ったから。 
(ちょっと責任転嫁。笑) 


たった一度、ラストライブで演奏するためだけに。 

「endroll.」の話はまた別の機会があればもっと詳しく話しますが、 
「endroll.」を書き上げた後、カップリングの曲はどうしようかな?と思い 
ました。 
表題曲がバラードだし、暗くなりすぎない曲がいいな、くらいは思ってた 
ので、「endroll.」とは対照的に明るい曲調でいこうと決め、そし「endroll.」 
とは対照的にひたすらメンバーのことを考え、 
少しパンキッシュでロックなギター、 
オーソドックスじゃなくて良く動く個性的なフレーズのベース、 
アレンジにももちろんメンバーに参加してもらい、メンバーの個性を 
生かせそうな曲を、と思って書き下ろしたのが、この「綺麗な嘘」です。 


だから、さっきの話でいうと、最後のシングルは「藤田幸也」が作曲した曲 
と「JILSのYUKIYA」が作曲した曲が収録されているイメージなんです。 


まあ、「綺麗な嘘」の作詩に関しては「純三」(俺の第三の人格?)な 
イメージなんですが、 
最後のシングルの最後の曲に「純三」とか書いてたらふざけんなって思われ 
るかなと思って本名にしときました。笑 


「コイビト」とか「Duty」もそうなんですが、「純三」にはちょっと年の離 
れた若い彼女がいるというキャラクター設定なんで(なんなんだ?笑) 

そんな(どんな?)シチュエーションと、バンド=大事なモノ、がなくなっ 
てしまうという状況を重ねあわせて、こういう詩になりました。 


あと「愛!」ってみんなで叫ぶトコとか最高と思いマス。笑 

たった一度演奏しただけで、長い間封印してた曲なんですが、 
マサ子のキャラ見てたら「行けんじゃねえか?」って思えて来て(笑) 
the JEANのライブでは封印解いてみることにしました。 

歌詩も載せてみますね。 


それでは。 





「綺麗な嘘」 



疲れきった顔で 自分でも問いかけてるんだ 何かが変わっていく日々へ 
寛大で愚かな 笑顔の演技をしながら 波風立たないように 守ってた。 

this only love?(この唯一の愛?) 
確かめてくれ 

it's only love(それは愛であるにすぎません) 
抱きしめてくれ 

this long long time(この長い長い間に) 
変わってしまったのは 俺じゃなくて 君だろ? 


綺麗な嘘?  傷ついたまま 気付かない振りしてたんだよ 
だけど困れば 電話してくるんじゃん そんな時だけの愛だ? 
傷ついたから 裏切られたから 優しくして欲しいのかい? 
欲しい時だけ 助けてあげれば 良いんでしょ? 無償の愛で 


this only love?(この唯一の愛?) 
確かめてくれ 

it's only love(それは唯一の愛) 
抱きしめてくれ 

this long long time(この長い長い間) 
大事にしなきゃなのは いつだって「愛!」なんだろ?笑 

綺麗な花 咲き誇るまま いつまでもは 居られないけど 
あの日の夢も 小さな想いも いつかは 枯れるとしても 
傷ついたまま 輝けるように 笑顔でまた逢えますように 
サヨナラ言わなきゃ ためらう気持ちは隠して 綺麗な嘘で 


作詩作曲/幸也
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viola
viola kunica

 
Wow!!!

Really wonderful!!!!!!!!!!!!!

 
Posted by viola on Thursday, November 05, 2009 - 11:40
[Reply to this
ザクロ

 

I knew that about you said things well.
 
Posted by ザクロ on Thursday, November 05, 2009 - 12:07
[Reply to this
shinjukudream

 
It is very poetic, tells a story! A little dark is not bad, all things yin and yang in life. Nice to read all of this, thanks.
 
Posted by shinjukudream on Friday, November 06, 2009 - 09:10
[Reply to this
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