田舎では7/13から今日がお盆。実家に電話した。7回忌も無事に済んだ父の送り火を、母がちゃんと焚いていた。
父は、余計なことは饒舌に話すくせに、
肝心なことは、究極の照れ屋な性格が邪魔してか、あまり話さない人だった。
そんな父が、私が大学進学で故郷を離れる日、
「お前みたいな運のいい奴は、俺は見た事が無い」
と言った。餞だった。
その日その時まで、自分のことを運の悪い奴だと思っていた私は、
「え?!」と思ったが、
それを言われた次の日から、いきなり、本当に運のいい奴になったのである。
自分のことを運のいい奴だと認識してからの私と、それ以前との私は、
明らかに変わった。
父が変えてくれたのだ。
言葉の力は、ものすごい。
だから私も、みんなに魔法の言葉を、
言って回りたいのだ。