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さて、インフルエンザ騒動真っ只中。発熱の患者さんを、病院が診察拒否すると、マスゴミの高尚な方たちはいたくお怒りです。はい。なぜでしょうか?それは、ひょっとしたら、こういう理由があるのかもしれません。インフルエンザを診断するためには、インフルエンザ抗原の診断キットが病院にないと診断できません。まあ、ニュータイプの先生で、患者さんを、みただけで、インフルエンザが診断できる人は別ですが。その、インフルエンザ抗原の診断キットは、この時期、どこの病院もあまり在庫が置いていないのが実情です。なぜでしょうか。インフルエンザは季節性の病気です。通常、12月から4月の初めごろまで、患者さんがこられますが、それを過ぎると、ほとんどインフルエンザの患者さんはこなくなります。そして、インフルエンザ抗原の診断キットには、有効期限というものがあって、一年ぐらいしか持たないものが多いようです。なので、なるべく、デッドストックを抱えたくない病院は、診断キットは、インフルエンザの流行期の終わりとともに使い切ってしまうことがほとんどです。そうしないと、病院がつぶれてしまいますから。そういう病院に、発熱をしたので、インフルエンザかどうか、調べてほしい、と急にこられても、すぐには、インフルエンザかどうかは診断できません。さすれば、インフルエンザの迅速検査の出来る病院を、受診してもらうようにお願いするのは当然のことなのです。そして、インフルエンザとわかったとき、タミフル、リレンザといった治療薬を使うわけですが、院外処方中心の病院には、もはや、そういう薬の在庫がない場合も十分考えられます。現在、タミフル、リレンザのような薬は、日本政府の統制化にあって、総合風邪薬のように自由に、処方できるお薬ではなくなりました。診断キットもない、抗ウイルス剤もない、こういう」状態の医療施設に「診察しろよ、ゴルァ!」と怒鳴り込まれても、お医者さんは困ってしまいます。 仕方がないので、インフルエンザの診断・治療の可能な病院で診察を受けていただくことは、許されないことでしょうかね。卑しくも、医者たるもの感染症をうつされるのを恐れて、診察拒否を決め込んでいるものが多くいる、とは考えにくいのです。「雑 魚」のくせに、診察拒否とはけしからん! そう思う方も多いとは思いますが。 どこも、 医療機関は かつかつで、やっています。 インフルエンザの診断キットを、 期限切れ覚悟で、 何百セットも確保できる病院なんてほとんどありません。 なんせ、医者への夜勤手当を踏み倒すぐらいの状況なんですから。 厚生労働省も 東京都の石原都政も マスゴミも、「悪いのは全部医者のせい」 といいたげですが、 かように、 患者さんを診たくてもみられない事情がある、 可能性についても 知っていただけるといいなぁ、 と、思います。
8:16 AM
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