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Last Updated: 11/4/2009

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November 4, 2009 - Wednesday 

Current mood:  flirty
※11/7 20:30現在、何とか予定通り参加します。疲弊して元気無いかもですが宜しくです…。

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※11/6 18:00現在、急な仕事の為に下記イベントに参加できない可能性が出てきました。詳しい予定は明日(11/7)夜に再アップします。

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ヨーロッパで電車に乗ってると、よくストリートミュージシャンがバスキング(大道芸の披露)で車内で演奏しているのを目にするが、これが超上手い人からヒドいのまでピンキリで楽しい。日本では電車の中で大道芸や演奏なんてとんでもないことだが、11/8の日曜にそれをやってしまおうと。


実は10数年前、電車の中(正しくは客車)でライブをしたことがある。今はなき夜行急行「銀河」の最後尾に、貸切の14系客車を1両増結してイベント列車に仕立て、その中でライブを行ったのだ。あまり知られていないけど、14系のデッキにはACアウトプットがあり、そこから電源をとれる。それを利用してリズムマシンやギターアンプ類を鳴らして7,8曲を演奏した思い出が懐かしい。

そして次の日曜(11/8)、その再来となる電車ライブが!しかも自分が大好きな房総のローカル線「いすみ鉄道」でのイベント列車である。いすみ鉄道は電車ではなくディーゼルカーなので、正しくは気動車内ライブか(笑)。今回のBlue Color Unionの編成は、慰安カーティスこと亀ちゃんがハープ&ボーカル、Vegaこと嘉部氏がジャンベ&コーラス、Nackyこと自分がアコースティックギター兼ボーカルという布陣。事前リハは無しでノリ一発勝負!しかし楽しみだ^^ 奇しくも、10数年前に銀河号の車中でライブを敢行した時も、亀ちゃんがメンバーにいた。何という偶然であろうか。(←ただの腐れ縁だってば…) 今回はKanaは参加しません。Kanaファンの皆様、私のダミ声で申し訳ない…。

下記に当日のスケジュールを記しますので、奇特でしかもお暇な方(?)は、ぜひ冷やかしにお越しください。

■いすみ鉄道・応援ライブ
■日時:11月8日(日) AM11:00に大多喜駅に集合
■区間:大多喜〜大原(13:30終了)
■料金:¥2,000(乗車券込み/高校生以下は無料)

いすみ鉄道は、元は国鉄・木原線。赤字路線のために第三セクター・いすみ鉄道となった。現在でも経営は危なく、常に存続の危機にさらされており、応援団やスポンサーの力でやっと運営されている感もあるが、房総の丘陵地帯を縫って走るイエローのレースバスは、ラブリーさ全開。車内で盛り上がろう!

2009.11.4

【追記】
急遽、キーボードのせんと君ことJunの参加が決定!列車の中が一層明るくなること間違いナシ!

2009.11.5追記

Photo: ラブリーないすみ鉄道のレールバス
October 30, 2009 - Friday 
っていうほど大袈裟なモンでもないのだが、明日(10/31・土)は船橋市中央公民館でのライブイベントに大トリで出演。
どこで間違ったのか、何故か僕らがスペシャルゲスト扱いなのと練習不足も重なり、夏もとうに過ぎ去ったというのに緊張の夏である。一体、どんなイベントなのか想像もつかないけど、出演バンドが僕らも合わせて6バンドもいるし、結構盛り上がるのではないだろうか。

明日は天気も良さそうなので、お時間のある方は足をお運びください。場所は船橋市中央公民館で、開場は11:30です。入場は無料!僕らのオリジナルを中心に、1曲だけ演奏するカバーにはスタンダードジャズをチョイスしました。

■夢・スマイル2009!ふなばし
http://www.city.funabashi.chiba.jp/k-chuo/what,s.htm
■船橋中央公民館
http://www.city.funabashi.chiba.jp/k-chuo/sisetu01.htm

11/18(水)には、渋谷TakeOff7でのイベント「Beat Connect」に、やはり大トリとしてゲスト出演が決定。みんな、我々を買いかぶってないか?(w 平日のイベントだけに、なんとしてでも代休をとらねば〜!
October 27, 2009 - Tuesday 

ライブの告知です。

今週の土曜日(10/31)に行われる予定の夢・スマイル2009!ふなばしライブ」というイベントに、我々Blue Color Union栗本佳那がスペシャルゲストとして出演いたします。場所は船橋市中央公民館です。BCU13時過ぎ頃の登場となります。入場無料ですので、お時間のある方は是非ともお越し下さい。

今年幕張ベイタウンからデビューしたKana*Pこと栗本佳那の曲やBCUの多彩なオリジナルをはじめ、Kanaの新曲やジャズのスタンダード曲も披露いたします。

我々以外の出演者も、新進気鋭のシンガーソングライター等、プロ揃いです。

■夢.スマイル2009!ふなばしライブ

http://www.city.funabashi.chiba.jp/k-chuo/what,s.htm

■船橋中央公民館

http://www.city.funabashi.chiba.jp/k-chuo/sisetu01.htm

「脱力しそうなイベント名だ」とか「告知HPのデザインが…」といったツッコミは無しで。

 

2009.10.27 オフィス

October 27, 2009 - Tuesday 

Current mood:  sleepy
眠い。眠過ぎる。この年になると徹夜の連続はキツい(苦笑)

好きな事;
・バイクでライディングスキルを磨く
MTBで荒地や山道を走り回る
・機械いじり、修理、改造
・楽器を弾いて作詞作曲する
・海に潜る
・サッカー、野球をやる
・ビールを飲む
・写真を撮る、絵を描く
残念ながら、上記に「仕事をする」が入っていない。その昔、ミュージシャンになる話もいくつかあったが、好きなことを無理に仕事にすると嫌いになると聞いて、続けていける自信が無くなり、あっさり諦めたことがあった。今の仕事デザインや設計、CM制作等は好きなのだけど、これだけ忙しいと義務感の方が強く、遺憾ながら今は決して好きだとは言えない自分がいる。

上記の好きな事には、順番などつけられないが、バイクライディングと曲作りは間違い無くライフワークだと思う。しかし問題なのは、その両方とも非常に中途ハンパなことだ(苦笑)

ふと思ったのだが、自分は楽器を弾いているが、何の楽器のプレイヤーなのだろうか?まず間違ってもシンガーではない。俺がシンガーなら真剣にボイトレを受けている人に失礼だ。キーボードはレコーディング時に必要に迫られて弾くが、キーボードプレイヤーとはとてもとても言えない。一番弾く機会の多いギターかベースだろうか?どちらも自分の曲を作る時には大事な楽器だし、自分で歌う時にはどちらも弾くことが重要だ。
しかし、自分はそのどちらでもないだろう。ギターはオリジナルのスタイルを持っているかもしれないが、スケールや理論はよく知らないし、自分より上手い人はそれこそゴマンといるし、自分は単純なコードでひたすらリズムを刻むのみだ。ベースもしかりで上手くはない。

ただ、ライブでも練習でも弾いていて一番楽しいのはベースであることは間違いない。一番最初に触った弦楽器はギターだったが、すぐにベースを手にして弾き始めたことを覚えている。もう30年も前の話だけど。

ここで重要なことを白状するが「ベース=リズム楽器」という当たり前の理解と認識をしたのは、実はここ数年のことだ。もともとベースという楽器は、4本の弦で低音でカウンターメロディを弾く楽器だとずっと思っていた。それは、自分が影響を受けたベースプレイヤーのスタイルがそれに近いからだ。ズッシリとリズムキープするより、低音でメロディを弾いて楽曲を盛り上げてこれナンボ。そんなスタイルで30年近く弾いてきたのだ。下記に最も影響を受けたベーシストを挙げてみるが、これを見ると今一緒にバンドで演奏している方々は何となくお分かりいただけるっつーか、人によっては残念な気持ちになるかもしれないけど、この際なのでバラしてしまおう。ほとんどがロンドンパンク系だけど。

■ジャン・ジャック・バーネル(The Stranglers
間違い無く自分が一番大きな影響を受けたフランス人ベーシスト。とにかく重戦車のようなうるさいベースをバリバリ弾きながら、ガナるように歌う汗臭い姿に、中高生のコロに本当に憧れてマネしたものだ。マジでフレーズの作り方、音、ピックの持ち方、ピッキングの位置、弾いてるベースまで、ほとんど自分は彼のコピーだと思っていい。しかし今見ても超カッコいいな。さすが極真空手の有段者。
The Stranglers Something Better Change」(1977年)

■シド・ヴィシャス(Sex Pistols
まさにパンクを地でいく「ベースが弾けないベーシスト」。ファッションから髪型から不機嫌そうな表情から、本当にマネした。この錠前のネックレス、まだ持ってるなんて恥ずかしくて言えない。シドは頭はカラッポだがルックスはサイコー。ライブの映像を観ると、ピョンピョン跳ねてガリガリと調子っぱずれの音を出してるだけで、まるっきり弾けてない。もし奴が生きてたら、今はどんなジジィだったのか。1979年、ヘロインのオーバードーズが原因と見られるナゾの死。「シド&ナンシー」って映画にもなったね。上のJJバーネル、下のポール・シムノンやブルース・フォクストンとともに、自分にとっては人生にも影響を与えたほどの“青春の象徴”そのもの。
Sex PistolsGod Save The Queen」(1977年)

■ポール・シムノン(The Clash
パンクベーシストはカッコいい奴が多いが、ちょっとジェームス・ディーンに似たこいつはサイコーにイケてたと思う。クラッシュに加入するまではベースなんて弾いたこと無かったらしいし、プレイも正直ド下手である。しかし、このベースを低くかまえた姿がとにかくイイのだ。当時は憧れのミュージシャンが動いてる姿なんて見られなかったので、後年になってビデオで観て更にシビれたことを思い出す。
The ClashI Fought The Low」(1978年)

■ジョン・エントウィッスル(The Who
自分にとっては、ビートルズよりストーンズより、とにかくThe Whoなのだ。ロンドンの不良の香りがプンプンのモッズスタイルに、とんでもなく歪んだ暴力的なトーンで恐ろしい手数で弾きまくるジョンのリードベース。この曲なんてまだベースが全然おとなしいほう。これだけの音数をギンギラのトーンで弾きまくるのに、歌の邪魔になっていないのは驚異的。マネしまくったけど、どこのバンドでも超嫌がられた。フツーのバンドでこんなベースを弾けば、速攻でクビ間違い無し。2002年、The Whoの再結成ツアー前日に、ラスベガスのホテルで高級娼婦にフェラ○オされている時に心臓発作で急死。ギターのピートは「羨ましい死に方だ」と語った。
The Who Twist and Shout」(1982年)

■ブルース・フォクストン(The Jam
The Jamはパンクバンドなのだが、The Whoの次世代に当たるモッズスタイルを継承している。彼のベースプレイは、ブリブリのトーンでドライヴしまくるラインをピックでガンガン弾き倒すスタイルで、パンクバンドの中ではかなり上手い。ベースラインが曲の軸になっている曲が多く、自分もトリオ編成のバンドをずっとやっていたのでムチャクチャ影響を受けた。しかも声が良くて歌も上手いんだよねー。襟足を伸ばしたヘンな髪型だけはナンだけど。The Jamはギター&ヴォーカルのポール・ウェラーが死ぬほどカッコよく、曲の作り方、歌詞の内容、ファッション、立ち振る舞いから何からモッズな影響を受けまくった。自分がギターを掻きむしるように弾くのも、実はポールの影響であることも白状してしまおう。
The Jam Going Underground」(1979年)

■スティング(The Police
歌って弾ける蟹江敬三。蟹江氏よりだいぶカッコいいけど。今や高尚な音楽を作るStingも、デビューはパンクスタイルだった。手数が多いドラムに乗せ、フェイザーをかけた曲のツボになるベースリフの上に、エコーとフランジャーがかかったキラキラしたトーンで、複雑なコードのギターが乗っかるスタイルにも死ぬほど影響を受けた。Stingはベース弾いて、歌って、さらに足でペダルキーボードを弾く。どんだけ器用なんだよ。Stingをはじめ「ベース兼ヴォーカル」というスタイルが、当時はガキだった自分にとってはそれが当然だと思っていたので、今でもそれが身に付いているようだ。このThe PoliceThe Jamがトリオ編成だったので「カッコいいバンドは3人でやるもの」という固定観念ができてしまった
The Police Driven To Tears」(1979年)

■フリー(Red Hot Chili Peppers
大学生の頃はブラック系に凝っていたのだが、このレッチリとフィッシュボーンの、いわゆる「ミクスチャー」と呼ばれるロックの出現には衝撃を受けた。何しろ、大好きなパンクとブラックがゴッタ煮になっているのだ。その中でも、このフリーのベースはバカテクとグルーヴとおバカさとパンクスピリッツで、それはそれは大きな影響を受けた。この20万人の前で全裸で弾き倒す姿を見よ!こんなに上手いのに、見ただけでは大バカ者である。モザイクなんか入っちゃってるし。自分が親指を下に向けてスラップするのは、ストラップを長くしていたから。しかしフリーがやっているのを見て「ああ、これでも良いんだ」と妙に安心したのを思い出す。フルチンで暴れながらバキバキのトーンで弾き倒す、こんなカッコいいプレイヤーは他にいない。
Red Hot Chili Peppers Easily」(1999年)

■ヴァーダイン・ホワイト(Earth Wind & Fire
黒人系はほとんど好きなのだけど、敢えて3人だけ挙げるならブーツィ・コリンズ、ラリー・グラハム、そしてこのヴァーダインだ。10年ぐらい前に、サッカー全日本に野人と呼ばれる男がいたが、こいつは「猿人」。とにかくEW&Fのライブを観てほしい。そりゃもう嬉々とした表情でグルーヴしまくるヴァーダインは、まさに本能でベースを操る男。つか猿人。これだけステージで動きまくるベーシストは、上記のフリーとこいつぐらいじゃないか。全盛期には空中を飛んでたって噂もあった。ヴァーダイン・ホワイトの歯ぐきが分からないアナタは、まだまだコ・ド・モ。
Verdine White EW&F September」(1978年)

こうして見ると、好きなのはピックでガンガンとうるさく弾くベーシストが殆どだ。テクニックよりもノリ一発。先に書いたように、ベースは低音でカウンターメロディを弾くものだと思ってたので、リズムが多少乱れようが楽曲を盛り上げてナンボだったのだが、オッサンになって少し考えが変わってきた。ここ数年でリズム楽器として開眼するなんてあまりに遅過ぎるのだが、バンドを長くやればやるほど、リズムが一番難しいのだと分かってくる。バイクライディングの技術の向上は自分との戦いみたいなものだが、楽器の腕はメンバー間での果たし合いみたいなものだ。メンバーの腕が上がれば、演奏者や聴いてくれる人との愉しみを共有できる。精進せねば。

しかし、自分にとっては“上手く弾く”よりも“曲を書く”方が重要。今後もやかましいトーンでベースをガシガシと弾くだろう。自分がそういうトーンで弾くことを前提に曲を書いているから。今一緒に演ってる皆さん、ギャリギャリやかましいベースプレイヤーをどうか見捨てないで…(弱々)

2009.10.27
October 20, 2009 - Tuesday 

Current mood:打ちのめされた
去る10月18日は“美浜ニューポートリゾート”でのライブだったのだけど、レポートを書く気も起きないぐらい、いやもうヘコんだヘコんだ〜。同会場での前回のライブでは出来も評判も良かったので、今回もまあイケるだろうとタカをくくっていたんだけど、今回はヘマぶっこいたね。

まず楽器編成のミス。今回はドラム/打楽器が居ないので、リズムの軸が無い状態でどうするかを全員で考えた結果、最終的には自分がベースを弾きリズムを構築する作戦をとった。これが想定外にアンサンブルを難しくしてしまい、僅かな練習ではまとまり切らなかったのだ。今になって思えば、自分がアコギでザクザクとリズムを刻み、そこにJunのピアノでコードボイシングと、シュン君の流麗なギターでオブリガードを入れる編成でも良かったかもしれない。しかし、これはこれで難しいのだけど。

次にメンタル面の乱れ。会場に着くと、駐車場まで漏れ聞こえてくる対バンの音が、そりゃもう異常に上手い!ここですっかりビビりモード。どれほど上手いかって、後ほど彼らの本番演奏を観て、さらに驚愕することになる…。機材を持って会場に入ると「マジでこの機材で演奏するの?」というひとこと。正直、オモチャのような小出力のベースアンプ、安物のベース、軽量で電池駆動のポータブルピアノという、まるっきりナメた機材持参で来てしまった。対バンを見ると、しっかりプロ仕様のタフで高価な機材である。まだひとつの音も出していないうちから、メンタル面ですっかり打ちのめされてしまい、練習不足や仕上げ不足の不安が頭をもたげてくる。しかも今回は新曲が2曲あり、オーセンティックな4ビートジャズからUK風ロックまで、果たしてドラムレスのこの編成で本当にできるのだろうか…。

そしてサウンドチェックでも不安は続く。シュン君の弾くアコギがハウリングの嵐でまともにバランスがとれない。実は自分のギターとペダルをシュン君に貸したのだが、自分では分かるハウリング防止の設定や音作りのコツを、自分のベースのサウンドチェックのため彼に伝える時間が無い。満足にバランスがとれないまま、まあ何とかなるさと本番演奏へ突入。

素晴らしい天気、結構なお客さんの入り、対バンのキュートな高野千恵さんが見つめる状況の中、1ステージ目の本番がスタート。しかし打楽器が無いということと止まないハウリング(本番はさらにひどかった)、そして人前で初めて演奏する新曲が2曲あったことにより、メンバー各々が個々の演奏にいっぱいいっぱいとなり、看板シンガーのKanaの歌を活かすことができないまま終了。そこそこの拍手を頂戴するものの、演奏を楽しめなかった自分達がいた。このイヤな感じは2ステージ目でも変わらず、結局最後まで流れを変えることができなかった。ステージ上では笑顔を装っていたものの、落胆ぶりや不安がお客さんにも伝わってしまったようで、会場でCDがほとんど売れないという事態に。

ぶっちゃけのところ、久々の失敗ライブとなってしまった。周囲の方々は悪くはなかったと言ってくれたが、ダメなものは自分達が一番よく分かるものだ。逆にいえば、今までどれだけ打楽器に頼っていたかということか。ここしばらくのライブは割と上手く乗り切っていただけに、ちょっと調子に乗ってしまったのかも。重く受け止める必要は無いが、真摯に受け止めたい。一番の心残りは、Kanaとシュン君という若い二人がノビノビと演奏できる環境を作れなかったことだ。


Photo: 各々がイッパイイッパイで笑顔が全く無いステージ。(提供:Zakiさん)

そして、何より素晴らしかったのは対バンの高野千恵さん(と彼女のバンド)、スペシャルゲストの“えちうら”だ。特に高野バンドの演奏の上手さ、観客のノセ方やアピール、ルックスの良さにはすっかり舌を巻いてしまった。いやもうホント、このバンドをタダで2回も観られたことだけでも大収穫だった。“えちうら”も凄い。彼らは若いし、楽曲もシンプル&ストレートなのだが、堂々としたプロのステージだった。さすがに人気バンドなだけあって、会場は若い女性を中心に黒山の人だかりで超満員。Kanaのメインターゲットも同じ若い女性層なので、えちうらからファンを奪うぐらいのどん欲さでいくべきだったかも。しかし今回は僕らの演奏が冴えなかったため、逆にえちうらや高野千恵さんの良さが更に引立ったという結果となり、なんだか負けてしまったような気分。

もちろん音楽に勝ち負けなど無いし、相手はバリバリのプロアーティストなので敵う術もないのだが、ひとつ言えることは、Kanaのボーカルの上手さと、自分達のオリジナル曲は決して負けていないということである。気分的には何となく負けてしまった今回のライブであるが、まずは身の丈に合った練習と活動を続けていくことが、プロと同じステージに立てる条件かもしれない。それにはメンタル面を鍛えないと。普段の自分の落ち着きの無さが“敗因”だったか(笑)


Photo: 今回ギターをお願いしたシュン。若いがムチャクチャ上手いギタリストで、フレージングがカッコいい。抱えているのは僕のGIbson J-45である。是非また競演したい。(提供:Zakiさん)


Photo: 右から高野千恵さん、彼女のバックを務めていたキーボードの北村まなみさん、ベースの…名前がすぐに出てこない…凄腕スラッパー。このバンド、テクも凄いがルックスも全員が良かった!(提供:Zakiさん)

2009.10.20
October 14, 2009 - Wednesday 

Current mood:  flirty
来たる10月18日(日)、千葉の美浜ニューポートにてフリーライブ「ミハマ・ミュージックジャック」が開催され、ゲストとして我らが歌姫・栗本佳那が出演!バックにはBlue Color UnionのNackyこと自分、キーボードにはお馴染みせんと君ことJunというおっさん2名に加え、若きスーパーギタリストの玉置シュンがサポート。KanaのオリジナルとBCUのオリジナルを中心に、若い二人とおっさん二人による、アコースティックな癒し系サウンドをお届け。

Kanaは昨今ますますボーカルの表現力が増しており、透き通る歌声が秋の空に響く。若いながらズバ抜けたテクを持つシュンのギターとの絡みが見もの。

スペシャルゲストにはキュートなシンガーソングライター“高野千恵”と、地元の大人気バンド“えちうら”が登場。当日は大盛り上がり間違い無し!

《タイムテーブル》
12:30 栗本佳那&BCU
13:00 エレファントガール
13:40 高野千恵
14:20 栗本佳那&BCU
15:00 エレファントガール
16:00 えちうら
16:40 高野千恵
17:30 えちうら

Blue Color Unionとしては、10/31(土)には船橋市の音楽フェス「夢・スマイルふなばし」へのスペシャルゲストとしての出演も決定しており、こちらではフルバンドによるドライヴ感・グルーヴ感いっぱいの演奏をお届けする予定。こちらのライブでもKanaがメインボーカリストを務める予定!

さらに、11/18(水)には、渋谷TakeOff7で開催される新人アーティストイベント「BEAT CONNECT」へのBCUのゲスト出演が予定されており(決定次第掲載)、この秋も多忙な本業の合間を縫って、音楽をお届けしてまいります!

2009.10.14
October 8, 2009 - Thursday 

Current mood:  sneezy
強風で京葉線が完全ストップで出社も大変だよチクショー。
自分チから見た東京湾があまりにすごい大波だったので、日々の記録としてデジカメで撮ってみた。いつもは鏡みたいに穏やかなのにね。ベランダにいても吹っ飛ばされそう。潮風がもの凄いイキオイで吹き付けてくるので、ソッコーでデジカメを手入れしないと。



【追記】下の写真は打って変わって台風一過の夕焼け。富士山と羽田がクッキリ。今日は京葉線が動かずとうとう自宅で仕事だった。まあ、こんな日もあるさ。明日が大変だけど。


2009.10.8 台風18号襲来
September 30, 2009 - Wednesday 

Current mood:  artistic
今までに気まぐれで書いた房総B級グルメ伝説【内房篇】【外房篇】【内陸篇】が、そらもう押すな押すなの大好評なので(ウソつけ)、調子にのって【南房篇】を書いてみることにした。
まず最初にお断りなのだが、実は南房は家内の実家があるので色々と回っており、とても一度には書き切れない。そんな中でも、今回は南房に多いカフェを中心にチョイスしてみた。これが南房観光ティーブレイクの手助けにでもなれば。タイトルには“B級”とあるが、単に今までの流れなだけで全然B級じゃない。むしろA級揃い。AもBも分からない自分が書くのもナンだけど。
《カフェ天国・千倉》
房総最南端にほど近い千倉は、黒潮が洗う南国イメージもあるが、ブッちゃけかなりイナカである。数年前までは、過疎で街を歩いているのはお年寄りばかりというイメージが強かったのだが、昨今はオシャレなカフェが増え、アーティスト達も移住するケースも見られ、UターンやIターン者も多いようだ。カフェっつーと女性向けのこじゃれた店を連想し、ヤロウやおっさんにはチト入りにくかったりするのだが、ドタバタの毎日の中でゆっくりするには実は格好であることに最近気付いたのである。

【カフェ・フロッタン】
代官山の「シェ・アズマ」の姉妹店でもある「カフェ・フロッタン」は、太平洋と畑のコントラストが気持ちいい海辺のレストランといった趣き。都心から観光に来た、外車に乗ったオサレなカップルから、地元の家族連れまで客層が幅広い。テラスでノンビリしていると、波の音やトンビの声、アマガエルの声で時間を忘れてしまう。チーズケーキが激ウマ(家内談)。
【オルネカフェ】
千倉漁港から少し坂を上ったところにある「オルネカフェl」は、ちょっと菅野美穂似のおねいちゃんが一人だけで切り盛りする、隠れ家的な店。こじんまりしているが居心地はサイコーで、手作りパンやスープ、ブリオッシュなどはどれも丁寧に作られており、全て絶品!四季折々の表情を見せる、窓からの景色も素晴らしく、かなりのお気に入り。パンは毎日売り切れ御免なので、急ぐのだ!
【ストロベリーポット】
千倉の町外れにある「ストロベリーポット」は、妙にラブリーな店名とは裏腹に、ちょっとアメリカンに拘ったカフェ。今では珍しくなったヴィンテージのファイアーキングを取り揃えており、それ系のマニアも来るとか。海を見下ろせる立地で、ノンビリした時間を過ごせる。
【ミント】
老舗旅館である“千倉館”と川を隔てた対岸にある「小さなカフェ Mint」は、その名の通り数名も入ればいっぱいになってしまうような狭さ。どちらかというと女性向きのようで、自分のようなオッサンは場違いっぽいのだが、居心地が良くゆっくりできる。甘い物がニガテな自分でも、こりゃ美味いと思うケーキもオススメ!
【サンドカフェ】
実はこの「サンドカフェ」は嫁の実家からかなり近く、何度もお邪魔している。海の目の前ながら防砂林で海は見えないが、内装はヘミングウェイの“老人と海”の一場面を思い起こさせるような落ち着いた雰囲気。丁寧に入れられたコーヒー類も美味いのだが、磯の香りが広がるサザエカレーが絶品らしい。友人はシフォンケーキを一気食いしていた(笑)。
【サウンドスウェル】
たくさんある千倉のカフェの中にあって、この「サウンドスウェル」がおそらく一番ロケーションが良いと思われる。何しろ目の前は明るい千倉南ビーチ。店はオシャレでリゾーティ、客層はサーファーを中心とした若者が中心で活気がある。しかし、自分的にはどうにも落ち着かず居心地がよろしくない。広くて明るい店内なのだが、たまたま個人的に合わないだけだと思うが。
【散歩カフェ】
千倉で最も人が集まると思われる、道の駅「ちくら潮風王国」の中にあるカフェ。太平洋を臨むこの道の駅は、土日はとにかく混んでおり大盛況。その片隅にある「散歩カフェ」もいつも大繁盛しており、とてもゆっくりできる感じではないのだが、その活気はナカナカ。この道の駅も含め、土産の調達やひと休みには良いポイントかも。
【オリーブ】
千倉からフラワーラインを白浜まで走ると見えてくる美しい白亜の灯台・野島崎。そのすぐそばにあるベタな名前のカフェレストラン「オリーブ」は、歴史ある野島崎灯台を臨むには絶好。この付近は昔ながらの土産物屋が軒を連ねるが、その中にあって結構前からあるこの店は、いつ行ってもナゼか空いているのだが、パスタやピッツァは結構イケてる。
【Glass B】
白浜から館山に向かう国道410号の脇道をくねくねと登りつめた山のてっぺんにある「Glass B」は、ドアを開けた途端に香るハーブが、店内で自家栽培されている。オーナーとおぼしき魔法使い風味(?)のおばちゃんは、無愛想というより客に干渉しないので、居心地はすこぶる良い。まさに隠れ家。

※ここから下は、実は行ったことが無い店である。全部気にはなっているんだけど。
【カフェ千倉】
特急の終着駅でもあり漁業の重要拠点でもある千倉だが、実は駅前はとても寂しい。そんな駅前通りにある「カフェ千倉」は、嫁の実家から歩いて20秒だけど、行ったことが無いのねん。落ち着いた店構えも雰囲気がいいし、地元の評判もいいらしいので、今度帰省したら行ってみよう!
【ド・ヴォン】
風光明媚な白間津漁港にかかる千倉大橋のたもとに、かなりのボロ屋つか掘建て小屋がポツンと建っているが、それがこの「カフェ ド・ヴォン」だ。正直、イチゲンではかなり入りにくい。ひとりでツーリングに行った際も寄ろうと思うのだが、いつも常連さんがいっぱいで、思わず敷居を跨ぐのを躊躇してしまう。立地はめっぽう良いので、次回は入ってみるか。
【シーレ】
実家から裏山のほうに行くと、車1台がやっとな小径や農道が張り巡らされており、その薮の中に発見した「シーレ」は、古い農家を改築したカフェ&ギャラリーのようだ。一度お邪魔した時は都合で休業していたが、人の良さそうなご夫婦だったのが印象的。
【SHELLS Cafe】
サーファーでもあるオーナーさんが自ら建てたという「シェルズ」の店は、ちょっと海からは離れているが、木の香りがいっぱいでオシャレな雰囲気。何度かメールをやりとりしているものの、タイミングが悪く実はまだ一度も行ったことが無い。いつも前は通るのにな〜。

外房から来ると、いかにも観光地っぽい安房鴨川から千倉のひとつ手前の千歳までは、ホントに何も無いのどかな田舎なのだが、千倉は割とイマ風とでもいうかこじゃれた店が増えている。逆に、館山は南房の中では大きな街なので大型ジャスコもあるし自衛隊の基地もある。隣同士の千倉と館山であるが、太平洋と東京湾という面している海の違いで、街の雰囲気も大きく異なるのが面白い。今回は千倉のカフェを中心に書いてみたが、館山にはカフェ(昔ながらの喫茶店も含め)がたくさんある。
次は(もし次回があれば)、飲み食い系のお店を紹介してみたい。先にも書いたように、全然B級じゃなく、むしろA級のほうが多いのだけど。



2009.9.30
September 28, 2009 - Monday 

Current mood:  intense
世の中には高い楽器ってのと安い楽器ってのが確実にあって、同じギターなのにその価格差はウン百倍もあり、自分は安いものしか持っていない。正直、ビンボーで楽器に金をかけられないヒガミ^^;ってのがあるのだが、自分には高い楽器の価値が分からず演奏技術も無いので「猫に小判」「豚に真珠」ってのが強いかな。

エレクトリック弦楽器の場合、大体の楽器が“塗料が塗られた死んだ木と金属”でできている。高いか安いかの違いは、その死んだ木(木材)や使われているパーツの差、行程の精度や仕上げだったりするのだが、結局は弦の振動を取り出してアンプで増幅してスピーカから聞かせるっつー構造は同じなので、あとは見た目がキレイで眺めてるだけでウットリするとか、ムチャクチャ弾きやすいとか、弾いてるとインスピレーションをかき立てられて曲がどんどんできるとか、そんな事も大切である。

ここからは「あくまで個人的な持論」なのだが、木材と金属という基本構造は変わらないので、中の配線やパーツを替えてやったり、手に触れる部分をちょっと調整してやったりするだけで、安い楽器だって充分以上に良い音になるし弾きやすくなる。だから、僕は死んだ木と鉄には高い金は出せないのだ。

ダラダラと長い前置きだが、前回の“火星人のギター”に続く修理レポート。近所のバンド仲間であるギタリストのすぎちゃまより、ベースの修理依頼を受けた。どこかが壊れているワケではなくちゃんと音は出るのだが、何となく弾き難いしベースとしては音が細い。実は、これがズバリ安い楽器なのである。基本構造はノーマルなFenderジャズベースのコピーなので、とてもしっかりしている。しかし、安い楽器の常で、出荷状態で加工精度や組み込み精度が甘かったり、調整ができていなかったり、安いパーツが使われているのは確かであるので、そこをどう調整(ファインチューン)して弾きやすくするかだ。

まず、明らかにネックが反っており、ポジションによって異様に弦の高さがあったり、逆にビビリ音が出ていたりするので、ネックを取り外してトラスロッドで僅かに逆反りになるように調整。ベースは弦のテンションが高いので、弦無しの状態で真っすぐにすると次第に反ってくるため注意が必要だ。ネックを組み込み弦をダダリオの新品に張り替え、一度仮組みしてみる。


Photo: まずは基本のネック反り調整。このタイプは本来ネックを外さなくとも調整できる。

このネックの場合、15フレット付近のハイポジションで腰折れしているので、ロッドの調整だけでは弦高を下げられず、まずはジョイントにファイバー紙のスペーサーをかまして再度組み込むが、ネックの仕込み角度を起こし気味にしても、弦高を下げるとハイポジションで盛大なビビリが出てしまう。ネックが弦のテンションにもかなり負けているようだ。仕方なく、腰折れしている部分から上のフレットを擦り合わせることにする。


Photo: ネックポケットの手前にスペーサーをかませて仕込み角を調整。


Photo: 腰折れして弦が触れてしまう部分のフレットを少し削って擦り合わせる。


Photo: フレットの頭を特殊なヤスリでひとつひとつ丸めていく。

このベースの木工にはもうひとつ問題があり、ヘッドストックに付けられたテンションピン(ボタン状のもの)の位置がおかしく、1,2弦のテンションが3,4弦に比べて異常にキツいので、ヘッドに穴を空け直してテンションピンを移動させる。本当はもっと遠くにしたかったが、元の穴が隠れるギリギリの場所とした。


Photo: ヘッドのテンションピンを右側に移動させる。

安い楽器の場合、もっともぞんざいな仕上げとなっていることが多いナットも、この個体でも例外無く成形が甘いので、目立てヤスリでナットの溝を掘り直していく。しかしここでも問題があり、1弦と4弦の溝が、かなり中央に寄り過ぎてしまっている。結果、ただでさえ細いジャズベースのネックなのに、更に異様に狭い弦間となっており、個人的には非常に気になる。しかしナットを新たに削り出すことはかなりタイヘンな作業となるので、外側に溝を少しだけ拡げることで応急処置とした。


Photo: ナットの溝を調整するが、両端の溝が内側に寄り過ぎなのはどうにもできない。

次に電装を見てみよう。安い楽器の弱点「アース不良」「シール不良」こそないが、充分なアース&シールドとはいえない配線だ。しかも、使われているリード線がショボい。それと音の細さの原因にもなっている500kΩのポット(可変抵抗器)も、ジャズベ特有のカリカリ感を助長しているようだ。そこで、3つのポットを全て250kΩに交換し、ベルデンのリード線を使い、ピックアップから引っ張ってきたコールドを3つのポット背面にアースを渡してブリッジアースに接続する。本来なら、リアピックアップのコールドから直でブリッジにアースを渡したいが、専用の平たい銅ケーブルが手元に無いのと、見た目が少々悪くなるのでやめておく。また、キャビティ内には導電塗料でシールドされているのだが、塗料がひび割れて役目を果たしていない為、導電塗料を上塗りしておいた。


Photo: ポットを250kΩに交換、アースをしつこくとった上でシールドもやり直す。

全てのパーツを組み込み、弦高とオクターブのイントネーション、ピックアップの高さを調整。弾いてみると、どうしてもハイポジションのビビリが完全には消えない。これを直すには、ネックを再調整した上で全てのフレットを擦り合わせないと無理そうだが、大作業となってしまうので今回はギリギリのところでの調整としておく。また、ダダリオのミディアムゲージでは、弦のテンションに負けてネックが起きてしまうようなので、ライトゲージがスーパーライトゲージで調整し直してみる手もありそうだ。


Photo: パーツを組み込み細部を調整。

これで当初よりはなかり弾きやすくなり、妙な音の細さも改善されたが、フレットとネックは直接手が触れる場所なだけに、再度やり直したいところだ。それには時間がかなりかかってしまうので、今回は自分の中では苦しい妥協をしておく(椙山さん、ゴメン!ライトゲージも使ってみて)。


Photo: 自分のジャズベース(フレットレス)と。ボディ色とネック材でかなり雰囲気が変わる。

今回はちょっとやり切れなかったが、これをもってして「安い楽器は悪い」とは全然言えない。要は調整次第だ。電装パーツなど安いものだし、それをちょっと交換するだけで音も大きく変わる。とんでもなく高価な楽器というものは、この辺が元々素晴らしく良くできているのだ。手間ひまがかかっているのだね。パーツは良い物に買い直して交換することもできるし、調整はいつでもできる。エレキ楽器の場合は、アンプで増幅された出音からは、木材の良し悪しなど判断不可能だ(あくまで個人的見解)。ましてやアンサンブルの中に埋もれると、それが高い楽器か安い楽器なんて、プロでもほとんど分からないんじゃないかな。住居と同じで、楽器も使っていなければサビや固着や反りで程度が悪くなってくるので、消耗を気にせずとにかく使いたおすことだ。楽器だって弾かれる為に製造されたのだからね。自分がメインで使っている黒いプレベは、中学の頃にお年玉で5000円で買ったモノだから、既に30年近い付き合いだ。超が付く安物だが、調整とパーツ交換で、100万以上もするヴィンテージに負けないぐらいのいい音で鳴ってくれる。いい音とはいっても、あくまで自分にとっては、の話だけど。

2009.9.28
September 28, 2009 - Monday 

Current mood:  tested
週末は職場の同僚とツーリングに行くはずだったが、そいつが急遽仕事になってしまったので、ソロでツーリングに出ることにした。せっかくいい季節だし。都心を通過するのが億劫なのと、バイクにETCを付けておらず高速代がバカらしいので、房総方面に向かう。定番コースのうぐいすラインを通り、まずは養老渓谷方面へ。山の無い房総半島であるが、この辺りは丘陵が続き、ワインディングとアップダウンが飽きささせることが無い。信号も交通量も少ないので、結構なペースでワインディングを駆ける。リヤタイヤがかなりすり減っているので、ちょっとペースを上げてコーナリングするとズルズルと滑るのが楽しくもあり怖くもありだ。小さな集落を通過する度、今が満開のキンモクセイの香りが出迎えてくれる。手入れの行き届いた民家や農家の庭先にはコスモスや紅孔雀、萩などの花が美しい。房総の田舎を走る歓びのひとつは、この四季折々の花である。

林道や小径もいくつも繋いで、大多喜の城下町へ。どこもそうだが、ここの道の駅「たけゆらの里おおたき」で売られている地域特産品は凄い。豊富な野菜や総菜などは穫りたて作りたてで、お土産にはもってこい。そして、前から気になっていた国道297沿いのラーメン屋「馬鹿ちゃん」に入ってみることにする。掘建て小屋系の建屋だがいつも車がたくさん停まっており、前から行ってみたいと思っていたのだ。果たして馬鹿が作るラーメンととはこれいかに!?ところが、今までずっと「ばかちゃん」だと思っていた店名だが、実は「うまかっちゃん」であることが判明^^; 迷わず“勝浦式担々麺”をオーダー。多くの勝タンに漏れず見た目にはラー油で毒々しく真っ赤に染まったラーメンだが、ここのはそれほど辛くはなく(それでも充分辛い)、コクがありサッパリとした鶏ガラだしと、ちぢれ細麺と相まって美味い!白髪ネギとニラのシャキシャキ感もいいね〜。怪しい店構えに反して、正当派の勝浦式担々麺であった。

大多喜からは町道や林道、国道465を繋いで麻綿原経由で安房小湊へ。断崖から大海原を見渡す絶景の裏道でひと休みしたあとは、鴨川シーワールドを見下ろす安房鴨川のかんぽの宿で、ノンビリと日帰り入浴。長距離ツーリングに備え、自転車用のレーシングジャージを履いてきたのだが、脱衣所でジロジロ見られた。珍しいものでもあるまいに・・・。入浴でケツの痛みを癒し、長狭街道と嶺岡林道を繋いで房総半島を横断する。傾きかけた夕日と初秋ののどかな風景が美しい!いつもはぬぅわkm/hでブッ飛ばす長狭街道をノンビリ走る。いつも通るもみじロードは、今日は東京湾の夕焼けを見たいからナシにしておこう。内房の保田に着いた頃には、夕闇が迫っていた。金谷のフェリー乗り場でひと休みしたあとは、暮れゆく東京湾を眺めながら国道127を北上し、締めは千葉みなとの“ヴィーコロ”でナポリピッツァを頂く。

帰着してみると、今日だけで400km弱を走っていた。房総半島は思いのほか広い。内陸部のワインディングや林道を繋げば、かなり楽しいコースとなる。信号も少ないし、快適に走れるコースもたくさんある。海沿いの国道は混雑するけどね。幕張に住んでいる自分にとっては、都心を通らないで行けるというのも楽である。先にも書いたが、行く手に咲き乱れる花々も美しい。何も無い田舎道に、こうして庭先に手入れされた花が咲いているのを見るだけで、何だか温かい気持ちになてしまうのだな。

淡々とした面白みのないツーレポとなってしまったな。やっぱ、個人的な感動や気持ちを文字で表現するって難しい。さて次は、伊豆・箱根にでも走りに行こうか。



2009.9.28